食品
液体,エマルジョン,固形,コーティング等食品分野では,さまざまな試料が観察対象となります.柔軟性に富んだWITecのイメージング,分析システムは,このようなさまざまな試料観察に応えることができます.試料の化学特性,物理特性を総合的に分析することができ,デプスプロファイルや3次元イメージングは,データを視覚的にわかりやすく表現することができます.
WITec装置は幅広い用途に使用でき,様々な観察手法が可能で,観察結果から多くの試料に対する情報を得ることができます.顕微鏡システムとして可能な組み合わせは,共焦点ラマン顕微鏡,原子間力顕微鏡(AFM),近接場光学顕微鏡(SNOM),電子顕微鏡(SEM)があります.共焦点ラマン顕微鏡は化学情報を,AFMは表面形状/構造,硬さ/吸着力などの物理特性を,SNOMは,光学回折限界を超える,高分解能光学像を得ることができます.すべてのWITec装置は,要望に応じて,機能をアップグレードすることができます.
観察例

結晶化したハチミツ中の花粉の3次元ラマンイメージ.WITecの新しいソフトウェアSuiteを使用して,データ収集,解析を実施.画像データ: 150 x 150 x 50 画素 = 1,125,000 ラマンスペクトラム, 走査範囲: 50 µm x 50 µm x 50µm, 積算時間: 12.2 msec/スペクトラム,総測定時間: 3時間 50 分.

食品製品のエマルジョンの共焦点ラマンイメージ. 赤&緑: 脂肪基材; 青: 水; 黄: 乳化剤
文献資料
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Application Note Food Analysis
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Application Note 3D Raman Imaging
PDFファイルを開く(1.3 MB)
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