alpha300 R – 優れた共焦点ラマンイメージング
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alpha300 Rのラマンイメージング機能は、スピード・感度・分解能において最高の性能を発揮します。 alpha300Rの性能は、共焦点ラマンイメージング分野において、確固たる地位を確立いたしました。
WITecは、常に研究開発をおこない、ラマンイメージングの質すなわちスペクトラムの質・空間分解能・使いやすさにおいて、他の観察手法との組み合わせの試行を重ねてきた結果、alpha300Rは共焦点ラマン顕微鏡のリーダーとして長きにわたり、最高のイメージングシステムと認められています。
alpha300 Rシリーズは高い拡張性を持っており、他の観察手法との組み合わせや新しい拡張等、お客様のご要望にお応えすることが出来ます。
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特長
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- かつてないスピード、感度、分解能を持つ共焦点ラマンイメージング
- ラマンイメージは、すべての画素で測定されたラマンスペクトラムから生成
- 理論回折限界と同じ200-300 nmの分解能を実現
- 傑出した深さ分解能は、3次元イメージングや深さプロファイルに最適
- オプションで0.76msec/スペクトラムの高速ラマンイメージング
- レンズ方式の高スループット分光器の採用により高感度/高分解能スペクトラム測定
- 非破壊測定:試料の固定、染色が不要
アプリケーション例
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共焦点ラマンイメージングによるダイアモンド薄膜の残留応力の観察 赤 (圧縮応力) 青 (引っ張り応力)。 -
はちみつ中の花粉 3次元ラマンイメージング. 観察条件: 150 x 150 x 50 画素 = 1,125,000 ラマンスペクトラム、走査幅: 50 µm x 50 µm x 50µm、積算時間/スペクトラム: 12.2 msec、走査時間: 3h 50 min。 -
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半導体中のGaN層構造のデプススキャン 紫: GaN; 緑: 構造端に沿って現れる蛍光; 赤: 構造による応力 -
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油(緑)、アルケン(赤)、水(青)のエマルジョンの3次元共焦点ラマンイメージ 30 µm x 30 µm x 11.5 µm、150 x 150 x 23 画素、k517,500 ラマンスペクトラム、測定時間: 23 min。
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仕様
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観察モード:
- ラマンメージング: イメージ画素のすべての点でラマンスペクトラムを取得
- 平面 (x-y-方向) 深さ (z-方向) 走査
- 積層イメージ: 3次元共焦点ラマンイメージ
- タイムシリーズ測定
- 指定場所でのラマンスペクトラム測定
- 1次元 ラマンデプスプロファイリング測定
- 超高速ラマンイメージング (1300 スペクトラム測定/sec) オプション
- 共焦点蛍光顕微鏡
- 明視野顕微鏡
- 暗視野顕微鏡、位相コントラスト、DICオプション
- 落射蛍光顕微鏡へのアップグレード可
顕微鏡:
- 6対物レンズレボルバー対応 研究グレード光学顕微鏡
- ビデオシステム: 接眼部カラービデオカメラ
- 白色LED ケラー照明
- XY方向マニュアル試料ステージ X、Y 25mm
- ピエゾ走査ステージ(走査幅 200 x 200 x 20 μm) (他走査幅のオプション有り)
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高スループット分光器 UHTS300
- ラマン分光、微弱光観察に設計された分光器 f/4 焦点距離300 mm
- レンズ光学系を採用した分光器 (可視もしくは、近赤外)
- 高スループット光学系
- 優れたピーク形状対称性
試料サイズ:
- 縦横:120 mm 厚み:25 mm; アダプターでより厚い試料にも対応可
コンピュータ,ソフト:
- 装置制御、データ収集ソフト、データ解析評価ソフト
+ バージョン
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alpha300 Rは、+ バージョンへアップグレードできます。alpha300 R+では、自動測定が可能となります.
製品カタログ
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WITec alpha300 Brochure
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